シーズン開始

今日は自分の事を。

北海道でもやっと野球シーズンが始まった。

4月でも釧路の最低気温はマイナスになる日が何日もある。

が、シーズンが始まった。

公式戦は5月の連休明けから本格的に始まるが、練習は4月から。

僕の所属しているチームは特に強いわけでもない。
勝利だけを目指している、と言うチームとは違う。

みんなで楽しく和気あいあいと野球をしよう。
という野球好きが集まったチーム。

シーズンが始まったと言ったが、野球が出来る状態になったと言うのが正しいだろうか。

4月になってようやくグラウンドの雪が無くなり、水も捌けて使える状態になる。
気温もプラスになる。

ただ、まだ寒い。
今でこそ中学校、高校の部活なら雪の上でも練習はしているが、
草野球のチームでは4月からが普通だ。

練習もしないで公式戦の初戦にボールを始めて触った、と言うチームも少なくない。

その中で、遊びに毛の生えたようなチームが練習をする。
野球が大好きで、うずうずしているメンバーばかりである。

それもおじさん。

しかも野球に対する情熱が半端じゃないおじさん。

みんなほんとに野球が好きだ。
4月に入り、初練習をしようと声を掛けると、待ってましたとばかりにみんなから返事がくる。
仕事の都合で来れない人もいたが、10人以上は集まった。

全メンバーは17人。

半分以上は集まった。
久しぶりの野球、みんなが笑顔でやっている。

・・・おじさん達が。

みんな野球が大好きである。

そして初練習から1週間後、練習試合が組まれた。
みんなとにかく試合がしたかったのだ。

テレビではセンバツ高校野球、プロ野球の開幕、野球を目にする機会が多くなっていた。
やはりうずうずしていたのだ。

そして練習試合当日。
釧路の天気、晴れ。
予想最低気温、-3度。

えっ？

いやいやいやっ、

なんまら寒いしょ！！

やはりその日の朝はなんまら寒かった。
上半身、下半身がっちり着込んでいざ出陣。

なんだか心と体が正反対。
やる気は満々なのに、寒くて体が動いてくれない。

だが一歩グラウンドに入ると、みんな飛び跳ねるようにして動いている。
みんな練習試合が待ち遠しかったのだ。

そしてマイナスの気温だと言うのに、試合が始まると泥だらけの全力プレー。

みんな野球が大好きである。